本気で拒絶してんだよ
『それより、上げてくれ。疲れてんだ』
「あら、それが人にものを頼む態度かしら~?お願いする時はどうするんだったっけ~?」
ニコニコしながらあたしを見てくる
『チッ。はぁ。......レイラ姉さん。家にあげて下さい』
舌打ち、大きなため息をついた後、演技までして弱々しい男となる
「ん~!!合格!いいわよ~」
レイラと言ったがもとは男だ
レイラなんて女らしい名前は似つかない
オカマだからな
このオカマの言うことに従わないといけないほど、屈辱的なものはない
趣味も悪いし、関わりたくなんてないがコイツの腕は確かなんだよ
「適当に座っちゃって~」
この喋り方は鳥肌が立つ
『レイラ、その喋り方どうにかならないのか』
「ん~、無理だわ~」
あたしは二度目のため息をついた
ソファーに座っているとあたしの前のテーブルに水が置かれた
『ありがとう』
「いいのよ~。長旅してきて疲れたんでしょ~。アメリカ(こっち)にはどれくらいいるの~?」
水が入っているグラスに口を付ける



