零度の華 Ⅱ



笑みをこぼすのを堪えていると、鷹見の表情から雰囲気からがガラリと変わった


眉間に作っていた皺は消え、表情は無になり雰囲気は最初に戻った感じだ

あたしも鷹見に合わせるように表情から雰囲気から諸々変える



そして、鷹見の言葉を待つ




「お前が情報屋として聞く。零(ゼロ)はどんな奴だ」


『それは零(ゼロ)が現れたと言っているようなもの。そんな質問していいのか?』


「どう捉え考えるかはお前の自由だ。質問に答えろ」



命令口調とは随分偉くなったもんだな

.........いや、違うな


あたしを早く逮捕しなければならないという、プレッシャーからくる焦りが感じられる



世間を騒がせている零(ゼロ)は犯罪者の域を超え死神や悪魔だと言われるようになり、犯罪者を多く捕まえてきた警察は零(ゼロ)1人捕まえられないことから、無能だと罵られる


警察としては堪ったもんじゃない