零度の華 Ⅱ



2対20数人で素手と武器という不利な状況下で、鷹見と梟は勝利を手にする


しかし、無傷というわけにはいかず2人には沢山の傷ができていた



傷の手当をすることなく、夜の公園で一息をつくと梟は鷹見が裏切り者かと問う


鷹見は梟に感付かれ焦り、誤魔化そうと梟の目を見る


見た瞬間、コイツには嘘は通じないと思った鷹見は自分の正体を明かし、何の目的で光華に潜入したのか細かく話すも、梟は「そうか」と素っ気ない返事をした



仕事なら仕方ない、俺達ははみだし者と納得する素振りを見せるも、そう簡単に潰されない、俺達も俺達なりに生きているだけだと強く対抗心を向けてくる



鷹見は心を梟に奪われたようだった




そして、光華というものがいつの間にか鷹見の中の何かを大きく変えてゆく


だんだん浸食された頃に光華の世代交代を迎え、鷹見は光華の幹部へと成り上がることができた