零度の華 Ⅱ




警視庁へと15歳ながらにして入ることを許された鷹見が、父親から受けた命令が"暴走族の排除"だった


内容はトップを仕切る"光華"に潜入し警察側に情報を受け渡すことで、1つ1つ確実に暴走族の排除を試みるという、至ってシンプルな作戦だ



その作戦を引き受けた鷹見は早速光華に入る

そこで今の幹部達と出会う


年が近いということで打ち解け合えるのは早かった



鷹見はそれを十分に利用して情報を得た

そして、暴走族を解散させてきた鷹見がある日、光華と敵対する族に闇討ちにあう




鷹見1人に対して敵は20数人



警官として護身術を身につけていたとしても、1人で20数人を相手にするのは厳しいもの



それに相手は武器として鉄パイプを手にしているため、負けるのは目に見えて分かる


負けを覚悟で立ち向かおうと拳を握りしめ時、梟が現れ一緒に拳を振るうことになった