後は計画を練ればいいだけの話
でも、まだ計画は立てなくていいか
まずはシークライト軍に会って話がしたい
「...今更、これが必要なんですか?」
色々と考えていると、亜紀があたしの前に座る
テレビは切られていた
あたしはパソコンを閉じると亜紀を目を合わせる
『顔を隠す物がないからな』
「マスクがあった筈ですよね?」
『家と一緒にバァーン』
そう言うと理解できたのか、ため息をこぼした亜紀
「こんな物をしていれば、余計に目立ちます」
『もう十二分に目立っているだろ。それに今だからやるんだよ』
亜紀は分からないという顔であたしを見てくるから、フッと笑った
『お前ならすぐ分かる』
パソコンを持って立ち上がり、亜紀に背を向ける



