『あれって何?』
指差した方には、今も尚叫ぶ人達がいる
女達はあからさまに、汚い物でも見るような目をそいつ等に向けた
「あれは、殺し屋零(ゼロ)を信仰する人達で、えーっと......」
「シークライト軍!!」
「あ、そうそう!!」
「あの人達に関わらない方がいいですよ。頭のおかしい人達ですから」
「殺し屋を信仰するなんて、普通じゃ考えられませんしね」
あぁ、本当にそうだ
常識じゃ考えられない
だが、それが起こっているのもまた事実
『教えてくれてありがとうございます』
張り付けた笑顔で女達に礼を言うと、顔を赤く染めている
2人組の女達はこの後、予定があるかなんかで離れていく
お前等の予定にあたしは関係ないだろ、と言いそうになったが止めておいた
あたしは未だにここから離れない



