零度の華 Ⅱ




あたし達のように闇に染まる人間や悪人を追う警察なんかは、人のオーラを感じることが出来る者だ


それでも、ごく一部の人間のみ



経験を積み、人の上に立つ者だけが身につけられる1つの能力のようなもの


そう簡単にそんな奴等と出くわすことはないと思うがな




あたしは烏(クロウ)を亜紀と呼び、烏(クロウ)はあたしのことを羽空と呼ぶことに決定した




ショッピングモールへ着き、今から必要な物を買っていく



まずは下着だな


下着を見ている間、亜紀は隣の雑貨屋で暇を潰すと言って、あたしから離れる




あたしは自分に合った物を3~4着カゴに入れ、会計を済ます





隣の雑貨屋で暇を潰していた亜紀を呼んで、次は服を見に行く