この拳銃を使った者が死んでいっただと?

何故、どうやって死んでいったか知らねぇが、使ってみる価値はある




『おい、試し撃ちできるところはどこだ』


「使う気ですか!?お止めください!」


『使ってみる価値はある。面白そうな拳銃じゃねぇか』


「面白いって.....何人使っても駄目だったんですよ!」




研究員は必死にあたしを止めようとする


それを聞かないあたし


そこに、ジェットが入ってくる




「いいから使わせな。死んだら死んだってだけだ。死体の処理ぐらいはしてやるよ」


『その心配はない』




ジェットと研究員に笑みを見せた


そして、試し撃ちできる場所に移動する


観覧する3人は離れた安全な場所にいる




あたしはここで初めて拳銃を手にした


持つと違和感を感じる


見た目は普通の拳銃で弾も何ら変わりはない



しばし拳銃をよく見た


この拳銃、あたしでも片手じゃ無理だと直感する