焼き鳥チェーン店か…
乃愛は気取らない店の方が落ち付くんだな…

まあ 俺的にはどこでも乃愛さえ居れば いいんだけどね。

小西、速攻 乃愛のサイドキープしてるな
じゃあ俺も右側に座って チャンスを待つか…
綾瀬さんと目がやたら合うんだけど 何?
テーブルの下?小さなメモを渡された。

えっ?(瀬野君 乃愛をお持ち帰りして…)
大胆過ぎるな。
これmission大変なやつだ

それって、綾瀬さんに俺バレバレな訳?
まぁ そっちサイドの味方は嬉しいな。

じゃあ また真鍋攻撃使うか。
「真鍋…これ飲んで。注文間違えたっぽい」
「瀬野の面倒見る為に今日来てな~い。」

コソコソと真鍋に指示を出す
「後で小西さんお持ち帰りする
チャンス欲しくない?」

「それ乗る~。どうすればいいの~?」
「簡単だよ。この度数の高い酒を飲ませるだけ。出来るだろ?」

「それなら大丈夫~お持ち帰り楽勝~。」

…これで罠は張れた

乃愛は小西からの 世話を普通に受けている。あれどう見てもやり過ぎだろ?

はぁ?枝豆の皮を取り、魚は小骨まで丁寧に取る、口回りも拭いてるぞ…子供扱いだな…
ある意味 小西極めてんな、おまけに顔緩んでるし。

「小西さん優し~い。杏璃(あんり)
小西さんの横に行きたいな~」

「真鍋 あんたじゃ無理。
匠は飲み会 乃愛なしじゃ来ない」

小西我が儘なやつ…

「いいなぁ~。主任は 溺愛されてるんですね~」

あれが溺愛というやつなのか?
何か違うと思う…

「主任は いつもはS系女子なのに
本とは違うんですね。ヤバい…」

乃愛って どっちかというとSかと思ってた。あ~もぅ可愛がりたい…
つい乃愛の頭を撫で撫でしてしまった

「ストップ、瀬野。お前水瀬触るなよ。」

「きゃーっ!!小西さん素敵~!」

乃愛を抱きしめんなよ。真鍋もウザいし。小西暴走し過ぎだろ?

「はいはい 匠そろそろやめようか?
乃愛固まってるよ」
さすが綾瀬さん、止めるの早いっ

「主任大丈夫ですか?」
と乃愛に言い

小西お前は…2度と俺の前から姿を消してくれと切に願った。

小西 匠
お前は俺にとって邪魔者でしかない
俺の乃愛に触んな!