ざっきーがなにかしている。 どうやら誰かの棒に巻いた タオルが取れちゃったらしい。 ここにはもう 巻きつけるための針金もない。 「残念だけど諦めるか」 ざっきーは独り言のようにそう言った。 「これまで一生懸命 練習してきたのに 可哀想だよ!! できるところまで 直してあげよ!!」 気付いたら私は そう言っていた。