4月の柔らかな陽だまりが心地よい。

涼香と最後のxジャンプをした

あの春からもう四年が経って

大学を卒業して俺は社会人になった。

そして、地元に戻ってきた。

里奈と別れた時

一時は音信不通になってしまったけど

一番近くで相談に乗ってくれていた涼香。

いつの間にか、好きで好きで

堪らない存在になっていた。

だけど、もう遅すぎた。