「この歌の意味は、

『もし逢うことが絶対にないのならば、
かえってあの人のつれなさも、
我が身の辛い運命も
恨むことはしないのに。』


という意味です。



内裏で一瞬見かけたり、


通廊ですれ違ったり、


少しだけ声を掛けてもらったり、


それもちょっと話すだけで終わったり。


この気持ちの辛さ、

誰に伝えればいいのでしょう。



恋心とは不思議なもので


相手がいくら美男美女でも


熱心に言い寄られると醒めてしまいます。


でも、たまにしか会えなかったり


たまに優しくされたり

思わせぶりな態度を取られると

自分に気があるのかな?って思って

1人でどんどん燃え上がってしまうもの。


この歌はそんな恋の心を歌ったものです。」