_____私、翔ちゃんが好きだ。 誰よりもそばにいた つもりだったのに。 なんだか急に悔しくなった。 「しょお、ちゃんの、ばかぁ……」 結局その年の祭りなんて行かずに泣いていた。 それからだんだん翔ちゃんは遠くに感じた。