何故か君は笑っていた。

あたしは君を知っている、名前も声も姿さえも、
懐かしくて恋しくて悲しくなった。

途端に悲しさが溢れてきて
「嫌だ、行かないで」って叫んだ。

君はまた笑ってあたしの元に来て
あたしは「愛してる」って泣きながら
君に縋りつく。

そんな夢から目が覚めた。
目覚めた時は何故か凄く幸せな気持ちで
夢の中で出会った彼が懐かしくて恋しくて
でも誰だか覚えてない、そんな夢。