バタバタバタ ハァハァハァ‥はぁ‥ハァハァハァハァ。
ガチャ キィー‥

---屋上---

なんで?涙なんか出てくんのよ‥。
涙なんてあのときに枯れたはずじゃない‥。

雨「ウ‥ウウウッ‥グス‥ッ‥」

?「何泣いてんの?うるさいんだけど。」

雨「‥誰?」

上を見るとそこには男の子がいた。
背はとっても高くて、玲音以上に整った顔。
ビックリするぐらいのイケメンだった。


?「俺?俺の名前はー如月 瞬-キサラギ シュン-」

雨「如月‥瞬。」

瞬「そう。お前の名前は?」

雨「え‥?!‥私のこと知らないの?」

瞬「アァ"?有名なのか?あんまこねーからわかんね。」

雨「そう‥なんだ。私は藤崎 雨。」
きっとこの人も私の噂を聞いたら
離れていってしまう‥

瞬 (何か闇を抱えてるな。それにさっきの悲しそうな顔‥笑顔にしてやりてぇな…)

瞬「なぁ。ともだちになってくんねーか?」

雨「えっ?‥私の噂を知るまでなら‥」

瞬「ン?お前変な奴だな笑お前の噂を聞いて何になるんだよ」

雨「きっと幻滅して軽蔑するよ。」

瞬「雨。お前が言ってるその噂は本当なのか?」

雨「えっ?‥‥信じてくれないかもだけど。ホントに違う‥ホントなの…!」

瞬「そか!雨が言った言葉を俺は信じるよ」

あっ‥信じてくれた。まだあって間もないのに‥
長くいたあいつらは信じてくれなかったのに。

雨「ウ‥グス‥ヒック」

瞬「なっ!?どーしたんだよ?俺なんか変なこと言ったか?」

雨「ううん。違うの‥信じて‥くれたから‥皆信じてくれなかった‥のに。貴女は信じてくれた!ウ‥グス。それが嬉しくて‥」ニッコリ

瞬「ドキ///。そうか笑 俺はお前を信じるよ。だから雨も俺を信じろ」

この人ならもう一度信じることが出来るかもしれない‥そう思わせてくれたのは‥瞬 あなたでした。