もし、私の運命を変えることができるのならどうか私を独りぼっちにしないで...。

桜が咲き乱れ、道はピンク一色に染まる頃
私、鈴木叶愛は新しい制服に身を包め両親とともに慣れない道を歩いていた。

今日は中学校の入学式だ。学校には新しい制服に身を包め、楽しそうに話す人たちばかり。そんな中私は不安で押しつぶされそうだった。小学校の頃から友達をつくるのが苦手で、いつも1人出いた私にとっては不安でしかなかった。でもこんな人生を変えたくて私はみんなが進学する中学校とは違う中学校に入学することを決めた。友達をつくるために。

昇降口のガラスにはクラス表が貼られ昇降口には溢れるばかりの人がいた。その人たちをかき分けながらわたしは自分のクラスをみた。「1年2組 11番 鈴木叶愛」 私は1年2組だった。見慣れない校舎内を私はクラスを探しながら1人で歩く。1年2組のクラスの前に立った。緊張で心臓の鼓動が早くなるのが自分でもわかった。私は人生を変えるためにこの中学に来たんだ。決意し私はクラスの扉を開けた、皆がいっせいにこっちを見る私は顔を真っ赤にし自分の席に座った。私の席は真ん中の前から3番目で桜で溢れるグラウンドがよく見える位置だ。見慣れない人たちばかり。誰とも話すことがなく担任が教室へ入ってきた。
先生の名前は「西島寛文」 通称にっしーだ

これから、どんな生活が待っているのだろうか...。

毎日が不安でしかなかった。