美人登録制アプリ

「わたしはマキ。シンジツの真に、ヒメの姫よ。」

「真実の姫か。」

「あなた、さっきからかっこいいと思ってるの?その喋り方」

そういうとハクはぶっと吹き出した。

「バレたか、作り声だって」

「当然」

わたしはふん、と鼻を鳴らした。ハクはクス、と笑うと、さっきまでの紳士的な顔とはうってかわって、おどけたようにはにかんだ。

「真姫ちゃん、LINE交換しない」