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「ちょっと‥カフェってどこなの?こんなところにほんとにあるの?」

男たちは答えない。ひたすらわたしの手を引き、ずんずんと先を歩いていく。


「ちょっとっ!!!」
 
「おっと?うるせーよお嬢さん?」

男のうちの金髪の男が突然振り返ったと思うと、ぐいっと私に顔を近づけた。
 
タバコと、アルコールのにおいが鼻につく。わたしはぐっと顎を引いた。 


「黙ってれば変なことをしないからよ」

金髪の男はそういうと、ふっと嘲った。