美人登録制アプリ

あたしは健康的なベビーピンク色の唇を艶めかしくうごかした。


「ええ、いいですよ。カフェまで案内、お願いします」


「もっ、勿論だよ!!」


強引に手を引かれ、裏路地へと進んでいく。こんなところに、カフェなんてあるの...?


あるはずがなかった。
辺りはみるみる暗くなっていく。


恐怖で身体が固まった。