美人登録制アプリ

軟派なんて初めてだったので、一瞬にして顔が焼けるほどに熱くなった。


「うん、そう。名前は?」

「か、すが、い、ま......き。」

「マキちゃん!...で、どう?カフェでも言ってさ~♪奢るからさ!!」


周りから視線を感じる。きっと皆、軟派されている子を羨むような視線なのだろう。


昔はいくら美人でも、軟派されたことなんてなかった。きっと、見た目が見るからに“清楚”だったから話しかけづらかったのだろう。