たぶん、ノエルが可愛いから、それを疎ましく思った誰かがやったんだと思うの。


なのにあたし、憂さ晴らしにノエルのこと徹底的にいじめて、今もハブられ続けてるし...。どうしようっ...?」


美伊子は、ずっと気にかかっていたのだろう。


なにもしていないノエルをいじめてしまったことに、かなりの罪悪感を抱いているのだ。


美伊子は俯くと、ポロポロと泣き出してしまった。