華奢な身体に、1重の小さい目。如何にも気が強そうな女子だ。


「そうなの、葉月。いい?」

「うん!全然いいよ!佐々木さんのことがあってから色々あったけど、あたしは真姫ちゃん好きだし」


美伊子が安堵の表情を浮かべる。


いや、あたしは何も言ってないんですけど、なんて思いながらも、あたしは嬉しさを感じていた。


綺麗になったおかげで、クラスのリーダー格のグループに入ることが出来るなんて。