「やっぱりね!まじで、女優みたいじゃん!!ちょっとこっちで話そうよ」


美伊子はあたしの手をグイグイと引いて、自分の席へと戻っていく。


すると美伊子の席にたかっていた女子達が、こちらを振り向いて、笑顔を浮かべた。


「おっ、真姫ちゃん、はろー!...で、何?美伊子、真姫ちゃんをうちのグループに入れたいのぉ?」


そういったのは、美伊子のグループの1人、安田 葉月。