美人登録制アプリ

優希は不思議そうにあたしを見つめる。


あたしは優希を誘導していくことにした。


「えっと、立川さんに最近流行ってる噂か何か、教えて欲しいのだけれど」

「え?そ、そんなこと?うん、別にいいけど...。どういう系?」

「ありがとう。そうね、携帯のアプリについてとか...」


そういうと、優希が合点がいったように瞳孔を見開いた。


「アプリ系なら、断然『美人登録制アプリ』についてじゃない!?」