間違いない。 髪伸ばしてて、背も伸びてたから気付かなかった。 何でまた...同じとこに...... 「疾天〜?お〜い」 理那が手を目の前でヒラヒラさせている。 「ごめん」 「ううん!大丈夫?」 「うん。ってか、理那、手首どしたん?」 「なはは!昨日階段から落ちた!ww」 「驚きすぎて?ww」 「うん!!ww」 悩みを吹っ飛ばすくらい俺は理那に恋していた。 恋「していた」 俺は、臆病だ。 逃げた。 真っ直ぐな理那から。 そんな理那が好きだった自分から。