そう提案してくれたのは、七分丈の上着に、スキニーパンツを着ていた墨染くん。
ペンダントも付けていて、女の私でも墨染くんのセンスの良さが分かった。
前を歩き出した墨染くんと葉山くんの後に続こうと足を動かすと、亜梨沙が横へ並んできた。
「羅姫。」
「??うん?どうしたの?亜梨沙。」
「今日本当にありがとう…!!墨染くんと一緒に遊園地なんて…!!」
そう。私たちは今、遊園地へ向かっている。
私が傘を返してもらったあの時ーー
『あ、そーだ!!!!ねぇ、お礼って物じゃなくても良い??』
『…?場合によりますけど、俺に出来る事でしたら。』
『じゃあ一緒に遊園地に行くっていうのでも良い???』
『遊園地ですか…?』
ペンダントも付けていて、女の私でも墨染くんのセンスの良さが分かった。
前を歩き出した墨染くんと葉山くんの後に続こうと足を動かすと、亜梨沙が横へ並んできた。
「羅姫。」
「??うん?どうしたの?亜梨沙。」
「今日本当にありがとう…!!墨染くんと一緒に遊園地なんて…!!」
そう。私たちは今、遊園地へ向かっている。
私が傘を返してもらったあの時ーー
『あ、そーだ!!!!ねぇ、お礼って物じゃなくても良い??』
『…?場合によりますけど、俺に出来る事でしたら。』
『じゃあ一緒に遊園地に行くっていうのでも良い???』
『遊園地ですか…?』