ヒィィ…!!!そうだった!!亜梨沙のせいで忘れてたけど、墨染くんって人気者だった…!!! っていうか、亜梨沙からもめっちゃ睨まれてる…!!!! 居たたまれなくなった私は、墨染くんの元へ飛んでいき、場所を変えようと提案した。 墨染くんの後ろでは、葉山くんが苦笑いをしていた。 結局、廊下を歩くときも睨まれていたのだけど… ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 空き教室へ着くと、墨染くんが私の折りたたみ傘を取り出した。 「あの、これ。ありがとうございました。」