本当に何もしてない訳!? 全然思い出せない!!昔から忘れっぽいって言われてたから、また何か忘れたのかな…?! と、萌奈と小声で緊急会議を開いていると… 「川本先輩。」 と、あの綺麗な声がはっきりと私を呼んだ。 一瞬ドキッとしたのは気のせいなのかな…。 流石にこれだけはっきりと呼ばれたのに答えないのは酷すぎるので、恐る恐る返事をした。 「…はい。」 萌奈から哀れみの目を向けられながら、ゆっくりと席を立った。 すると、萌奈以外からも視線を感じると、教室中の女子たちから睨まれていた。