「いってきまーす。」 「あっ!ちょっと羅姫!待ってよ〜。」 姉が身だしなみを整えているうちに朝食と支度を終えた私は、姉を待たずに家を後にした。 ちょっと可哀想かとも思ったが、姉と一緒に登校すると目立つので、別にいいかと思い直す。 私の高校は、電車には乗らず、駅を通り抜けた先にある。 近所では優しい子が多いと言われ、制服も可愛いと評判だ。 もちろん、私もそれが気に入ってこの高校を選んだのだ。 ちなみに、私の姉は、電車で2駅行ったところの私立の女子校に通っている。