すっかり忘れていたし、そもそも私は教室についていっても、置き去りにされるので、情報の集めようがなかった。
でも今日は違う!私たちが居ない間も一緒に居る彼、葉山くんが居るではないか!
役目を果たさないと、どうせ亜梨沙に後で何か言われるんだ…!
亜梨沙が知らない墨染くんを、私が聞いて教えてあげなくては!
「それって、三好先輩のためですよね。」
「え?そう…だけど…。」
「あ、すいません。何でもないです。」
そうですね〜。なんて言いながら考える仕草をする葉山くん。
何だか一瞬だけ表情が曇った気がしたけど、一生懸命考えてくれているようなので、聞き返す事はしなかった。
