ピピピ、という機械的な電子音で目を覚ます。


眠たい目をこすって無理やり怠い身体を起こすと、顔を洗いに洗面台へ向かう。
顔を洗った後は制服に着替えて朝食を食べるためにリビングへ。



「おはよう、羅姫(らき)。」


「おはようお姉ちゃん。お母さんもおはよう。」


「おはよう。ご飯出来てるわよ」


「うん。ありがとう、いただきます!」



これが私、川本 羅姫の朝の日常。