「…ホントにホントにホントにホント?」
「ホントにホントにホントにホント」
鸚鵡返しに返してきた前橋君は、打ちひしがれている私をみてクスクスと笑う。
「いやぁー、酷い目にあったけど、井上マジ面白かったわ」
「面白がらないでよ…」
恥ずかしくて顔から火が出そう。
だけど、本当に有難かったのは紛れも無い事実で…
栄さんに家を知られるなんて恐ろしい。
しかも、もしかしたら土曜日に朝を一緒に迎えたかもしれないなんて、考えただけでぞっとする。
「本当にごめんなさい。クリーニング代、出すから。
あと、お詫びに今日、奢らせて」
半べそをかきながら言ったのに。
今日奢って恥はともかく、気持ちだけはリセットするはずだったのに!!
「申し訳ありません、カードリーダーが壊れていてカード決済が使えなくて…」
…助けて、前橋君。
所持金、5000円だよ。
2人分の飲み代払えないよ。
1人分でギリだよっ
たいしたお金の入っていない財布がこれほど恨めしく思えたことは無い。
結局、今日の食事は割り勘になって、改めて金曜日にご飯を奢る約束をした。
「ホントにホントにホントにホント」
鸚鵡返しに返してきた前橋君は、打ちひしがれている私をみてクスクスと笑う。
「いやぁー、酷い目にあったけど、井上マジ面白かったわ」
「面白がらないでよ…」
恥ずかしくて顔から火が出そう。
だけど、本当に有難かったのは紛れも無い事実で…
栄さんに家を知られるなんて恐ろしい。
しかも、もしかしたら土曜日に朝を一緒に迎えたかもしれないなんて、考えただけでぞっとする。
「本当にごめんなさい。クリーニング代、出すから。
あと、お詫びに今日、奢らせて」
半べそをかきながら言ったのに。
今日奢って恥はともかく、気持ちだけはリセットするはずだったのに!!
「申し訳ありません、カードリーダーが壊れていてカード決済が使えなくて…」
…助けて、前橋君。
所持金、5000円だよ。
2人分の飲み代払えないよ。
1人分でギリだよっ
たいしたお金の入っていない財布がこれほど恨めしく思えたことは無い。
結局、今日の食事は割り勘になって、改めて金曜日にご飯を奢る約束をした。

