辞めようか迷っていた時にハンナと出会い
キラキラした毎日になり
教師という仕事が大好きになった
プレゼントを貰い
俺もプレゼントをあげて
文化祭でのことや
連絡先を渡されたり
条件付きで番号を教えてしまったり
ハンナも、俺も、
少しずつ我慢してきて”今”がある。
「ねえ、私ね、すごく幸せなの
ずっと好きだった人が
ずっと好きだった先生が起きたら隣にいて
私の頭を撫でておはようって微笑むの。
私の大好きな人が
私の大好きな手で私を抱きしめて
私の大好きな声で、愛してるって言うの
これ以上、幸せなことないよ」
「他の先生がいる時は少し距離を取ったり
いつも一緒にいるんじゃなくて
たまには放っておいたり
怪しまれちゃうから、食堂も先生がいないときにも行ったりした」
「卒業をして、二度と会えなくなっても先生が私のことを思い出してくれる時を必死に作ってた」
「きっと長い廊下を歩いている時や
重たい荷物を持っている時
図書室で授業をしている時
2人きりでした授業の教室にいる時
私のこと思い出して寂しくなれ!ってずっと思ってたの」
