大好きだった先生は今日も私を起こす







「遅くなってごめんな?」



「当番は?」



「あー、ちょっとくらい大丈夫でしょ」



「やだ、サボり?」


「まあ、そんなとこ?」


「ダメじゃん〜」



そう笑うハンナの隣に座った。




いつものように隣をぽんぽん叩くハンナ。



そのおいでも、大好きだった。








青春ぽかった。
お店を回って、発表を見て。


当番抜けて、なにやってんだろうな。




気づいてないだけで、ずっと好きだったんだな、俺も。