「卒業まで残り三ヶ月ほどですが、実施学校にくる期間は一ヶ月もありません」 担任の言葉に、少し悲しくなった 卒業したいと思っていた学校だったのに 今では先生に会うために来ていて。 終わる直前になって楽しくなってきてしまった。 「お前さ、野球きてくれない?」 佐田は野球部の顧問だ。 「毎週金曜日でしょ?私、授業ないもん」 単位制の高校だった為、月曜日から水曜日しか授業なかった。 でも、行ってもいいか... 「いいよ、いく。」 先生を独り占めできる日がまた増えた瞬間だった。