凜咲「失礼しまーす」
佐伯「…」
佐伯さんは読書中かぁ…
何て考えながら椅子に座り込んだ途端、目眩が襲ってきた。頭も痛い。
佐伯「どうした…?」
凜咲「頭痛くて…。ただの風邪なんですけどね。大丈夫です。」
話すのも辛い。
すると、佐伯さんは見透かしたように言った。
佐伯「大丈夫に見えない。寝てなよ。辛いでしょ。俺、何もしないから」
凜咲「大丈夫…」
です、といいかけたところで寝てしまった。
しかも私は一回も目を覚ますことなく5時まで寝てしまった。
二日間も監視をせず寝てしまった監視官なんていないだろう。
でも、佐伯さんなら寝ても平気。佐伯さんは何もやってないんじゃないか、なんて考えながら寝ていた。夢だろう。どんなに強くそう考えていたってみんなには話せない。言ったらクビになってしまう。佐伯さんにも二度と会えなくなる。それは避けたかった。
佐伯「…」
佐伯さんは読書中かぁ…
何て考えながら椅子に座り込んだ途端、目眩が襲ってきた。頭も痛い。
佐伯「どうした…?」
凜咲「頭痛くて…。ただの風邪なんですけどね。大丈夫です。」
話すのも辛い。
すると、佐伯さんは見透かしたように言った。
佐伯「大丈夫に見えない。寝てなよ。辛いでしょ。俺、何もしないから」
凜咲「大丈夫…」
です、といいかけたところで寝てしまった。
しかも私は一回も目を覚ますことなく5時まで寝てしまった。
二日間も監視をせず寝てしまった監視官なんていないだろう。
でも、佐伯さんなら寝ても平気。佐伯さんは何もやってないんじゃないか、なんて考えながら寝ていた。夢だろう。どんなに強くそう考えていたってみんなには話せない。言ったらクビになってしまう。佐伯さんにも二度と会えなくなる。それは避けたかった。