私は人間が嫌いだと思っていた。


信じて 裏切られて 傷ついて…
また逆に、近づいて 利用して 虚しくなる…

それが人間だと思っていたし、
現にそういう経験をして生きてきた。


繋がり 愛情 友情 信頼 信用 絆
そんなものは私、星野 真里には存在しない。

あるとしたら、幻や人造的なものでしかなかった。

なにもなかったんだ。
私の中には…