私はその夜、家に帰り日記を書いた

患者さん。上野和也さんの担当になっちゃった。なんてカッコいいの。しかも、下の名前で呼ばれた。これこそ運命だわ。早く病気が良くなって退院したらデート申し込もうかなあ。あっ!でも、彼女いるかも。

日記を書き終えた私はシャワーを浴びベッドに入った。電気を消して目を瞑るけど、上野さんが頭から離れない。

ダメよ。ダメダメ。私は看護師。上野さんは患者さんなんだから変なこと考えたらダメ。

そう思い眠りについた