「でも!もう…しないから…!んっ」
焦って弁解する秀吉殿の唇をもう一度塞ぐ。秀吉殿はそれがしの雰囲気が悪いからか、それとも負い目からか大人しく受け入れてくれる。
「それはどうやって信じたらいいのです?」
「ま、まて!そもそも、お主は私と大殿の関係に口はださんと…」
「口付けを許した訳ではないですよ?」
秀吉殿は逃げようとするが、後ろが壁のせいで逃げられない。
「知っていますか?それがしは物凄く嫉妬深いのです。大殿と口付けをした秀吉殿に怒りを抱いてしまうのです。」
「…うっ…本当に、すまん…。」
懸命に許しを乞おうとする秀吉殿の着物をずらし、太股に手を這わせる。
「ちょっ!誰か来るやもしれんのに!」
確かに襖を挟んだ廊下はよく人が通りそうな所だ。大きめの声を出しては、通りすがる人に聞こえるやもしれない。
「仕置きです。」
「こ、こんなところでは…!」
「秀吉殿が声を出さなければいいんですよ。」
秀吉殿の右側の耳に髪をかける。そしてゆっくりと舌を這わせていく。
「……っ!は…ぁ…!」
荒くなる息をなんとかゆっくりと吐きながら、声を出さないように気を付けている。
その様を見たら、徐々に我慢が効かなくなってきた。
耳や首を舌で攻めながら、胸を触る。

