花の命 〜コスモスが咲く頃〜


聖花の手をとる凛子にまた聖花は涙する。


その涙もすぐ拭き取り話し出す。


「うん...!!ありがとう!!
凛子ちゃん!!」



一瞬の出来事であったが
聖花に少し笑顔が戻った。


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聖花が早退した後のこと。



「あれ??朝霧さんは??」


「聖花ちゃん怪我したしね...。。。」



「先に帰ったよ〜」


凛子は泣いていたことを言おうとはしなかった。


「え!??まじで!?」

「そんな怪我酷かったのかな...」

「心配だよね...。」


みんな不安そうにお互いの顔を見る。