「つまんなーーい」




「つまんないとかじゃないよ!!
学校祭近いし、みんな張り切ってるのに1人だけそうゆう事言うのやめて。」




凛子が強い口調で言った。




「は??」



陽空のいなくなった途端沙紀の口調が変わった。




「いや、まじでこんなに着てらんないから。 ほんとまじだるい。」




そんなに聖花の縫った衣装がひどいのか。



そうみんな確認してもそうは思わない。



ただ単に陽空の前で聖花のランクを低くしようとしているように思えた。