学校にも家の外にも出たことなかった私を

夢の世界へ連れていってくれた。



その男の子は毎日、毎日家にやって来た。


カルタをしたり、お話をいっぱいした。


私は花が大好きだった。


その男の子は花に興味は無かったのにも関わらず私の花の話を聞いてくれた。





そして、ある時 私の余命が少ないことを知らされた。