花の命 〜コスモスが咲く頃〜


「俺は未だにお前のことが好きだ。

だから、付き合っていつも俺のそばにいてほしい。」



聖花が黙り込む。




「ごめんね...。陽空くん。。。
私も陽空くんのことが好き!!

だけど...、私じゃダメなんだ。。。
私は今この時間を楽しみたい。」



聖花が陽空を振ったように感じた。


「なんだよ...好きなら付き合っても!!」

ダメなんだよ!!」


聖花が怒鳴った。