花の命 〜コスモスが咲く頃〜



「ごめんね...。
私そもそも陽空くんと遊んだ記憶があやふやで、細かいことは覚えていないんだ。。。」



だよな。そうだよな。


陽空は少しガッカリしたようだった。


「なら、あの時約束したこと、
教えてやるよ。」


そういい聖花の腕を引っ張り胸に抱き寄せる。


「わっ!!! え!????」


聖花はびっくり。


陽空は自分でやったことなのに顔が真っ赤だった。