「わーーー!!!広いね!!!」


「コテージから海も見えるしいい感じ!!」


沙紀と凛子ははしゃぎまくりだった。


「あっ。部屋2つあるけどどうする?」

凛子が言う。


「じゃあ陽空一人ぼっちにして聖花と私達で盛り上がるか〜」


「ばっちし、聞こえてるぞ。」


真顔で沙紀の方を睨む。


「え??なんだってーー?
聖花と同じ部屋がいいって??

ほうほう〜、そうかそうか〜、
聖花の一緒に寝たいのか〜」


沙紀がからかって陽空をいじる。