花の命 〜コスモスが咲く頃〜



「失礼します。聖花お嬢様。
クラスの同期がお越しです。」


とても丁寧口調だった。


ガタガタガタガタ!!!


扉の奥で大きな音がした。



「はぃ!!!」


すると扉が開いた。



「は、はい...?」


「よ、よぉ...。」


聖花は一気に顔が血が引けたようだった。