「な...、俺の顔になにか付いてますか...。」
「あなたは確か...幼い頃聖花お嬢様と...」
「覚えてますか!??」
驚きのあまり大きな声で聞き返した。
「やっぱり!!あの時の男の子ですね!
あの時聖花お嬢様はとても喜んでいましたよ」
にっこりお笑顔で話す女性。
「体が弱く外に出ることが出来なくてお友達も出来ずにいた聖花お嬢様を連れ出してくれたお方。。。」
そういい 2人の方をみて言った。
「どういう要件かはわかりませんが少しの時間ならお屋敷内に入れることは出来ます。」
丁寧口調でこちらをじっとみる。

