「だからです。」

沙紀は事細かに事情を話した。
その言語力っていったら半端ない。

「そうか。。。。じゃあ考えておくね」

パパは少し笑って言った。

「ありがとうございます!」

沙紀は顔が明るくなった。

「沙紀?公園いかない?」

部屋をでてから私は沙紀に行った。

「うん!!」

進学金の免除を受けられる―って断言できるわけじゃないけど沙紀は楽しそうだった。

私はロマをつれて沙紀と一緒に公園に言った。

「ねえ一愛ってさ。。。。」

沙紀がおもむろに話し始めた。