時間が止まったかのように、静かになる空間。 「どうした?」 必死で、平静を装う。もう、限界に近い。 自分の気持ちを抑えるのは、慣れているはずだった。 でも、ぜんぜん慣れていなかった。 「大詩は・・・ あたしのいとこだよ? 相談にのってもらってただけ・・・」