「ただいま~」
結局私は午後の授業をまともに聞くことなく
家に帰って来た。
「「おかえりなさいませ!!一愛様!!」」
いつものように執事たちが迎えてくる。
「おかえり一愛」
「パパ、めずらしいね。学校は?」
「今日は午前中の全体会議だけだったんだ」
「あらおかえりなさい。」
「ママ、ただいま」
「一愛様、お茶とお菓子を持ってまいりますね」
星野が言ってきた。
星野は私を担当する執事の人。
「わかったわ。ありがとう」
私は星野にお礼を言って、階段をあがった。
私は部屋に行って、着替えた。
聖クンのこととか文化祭のこととか
考えることが多すぎてまともに授業聞けなかった。
私、聖クンが好き・・・・・・・
聖クン。私は聖クンのこと好きになっていいですか?


